指と指
その手をぎゅっと
握りたくて 握れなくて
もどかしい想いは
歩くスピードよりも速く転がっていった
ガラス越しに触れ合った指と指で
何かが通じた気がした
言葉よりも きっと確かなもの
約束も何もないわたしたちだけれど
この想いの深さだけは
まぎれもない真実
(2008.2.23)
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(※画像は、「honeywhite」様のご好意により、拝借させていただきました)
by honey_momo
| 2008-02-23 21:53
| 詩